ブログのコメント欄から、ご連絡いただきました。ありがとうございます。
お電話を頂戴し、お打ち合わせをさせていただきました。
規制前に、APS‐2スポーターをお使いで、超精密な射撃にチャレンジされていたそうです。
サバイバルゲームはされないので、銃の種類は「お好み」でプロスナイパー。
ナカヤウッドストック+ブッシュネルスコープ・タスコマウントリングをセット。
精密射撃銃の仕上げに、マウントベースはノーベルアームズをご選択いただきました。
小ネタ3種類も施工いたします。
完成は2月10日日曜日頃を目指します。
2019年2月11日月曜日 発送いたしました。
2019年2月10日日曜日
室内レンジで、集弾性、連射・速射テストをしました。
20m1回目
20m2回目
10mの1回目と2回目
プロスナで、この的を撃ったのは初めてかも知れません。
Gスペックより、ブレがシビアに着弾にあらわれる感じで、冷や汗が出ます。
銃の動作は、極めて良好です。操作が軽く、滑らかで疲れません。
スコープの、ズーム・ヴィンテージ・エレベーション・サイドフォーカス調整に問題ありません。使って頂くと、「いいスコープだなー!」と感じていただけると思います。
以上で、加工とテストを一通り終了いたしました。
すり合わせで、塗装が落ちた部分には、塗料を差しておきます。
ご依頼主さま、ご要望がございましたら、何なりとお申し付けください。
2019年1月31日木曜日
揃いましたので、作業開始いたします。
メールにて、「本物志向」と伺いましたので、ご提案です。
試作品・耐久性テスト品ですが、エンドキャップを黒染め(ブルーイング)して、研磨したものです。日焼けで、黒色が薄くなっていますが、変化は止まったようです。
新品パーツですが、使い込んだような色になりました。
耐久テスト前の状態(2018年10月)
実銃のレミントンM700でも、エンドのみ研磨されているモデルがありました。
マガジンの加工 手持ちの未使用品と合わせて、2種類作ってみました。
加工前
加工後
パーテーションラインを削ると隙間が出てくるものがあります。個体差です。
上面と後方はサイズを変えたくないので、これくらいで。
お好きな方を、お選びください。
2019年2月2日土曜日
このロットは、初めてです。最新版。
気密は完璧です。チャンバー入り口に、ノズルが結構当たっています。
プロスナは、久しぶりです。
ボルトハンドルの、上げ角度を2段階に
閉鎖角度
元々の上げ角度
増設した上げ角度 水平近くです。
チャンバー、ブロックの研磨
加工後
トリガーガード内のバリ取り
加工後
今回から、表面保護・潤滑・サビ防止のため、米国製の「実銃用潤滑・防錆・浸透・表面コート剤」を使います。おそらく、エアソフトガンにも使用可能な、唯一の実銃用潤滑剤だと思います。石油類を全く含まない、食品安全規格をパスしているものです。
インナーバレル研磨
加工前
加工後
加工前
加工後
加工前
加工後
ちょっと、模様で遊んじゃいました、、。
アルミバレルならではです。見えないところですけど。
マガジンリリースボタン加工 これでよろしければ、付けておきます。
トリガーシステム分解、研磨
加工前
加工後
上げ角度を変えた、ハンドルを引くために、セーフティーの頭部を低くします。
シリンダー分解、ノズル研磨、ヘッドテーパー加工
加工前 新品なので綺麗ですが、角を丸めます。
加工後 ネジ部が汚れちゃいましたね。綺麗にしておきます。
加工前
加工後
加工前
加工後
加工前
加工後
ピストン加工、重量調整 Gスペックより、少しだけ軽めにします。
撃ち味の要です。
スプリング、スペーサー加工 端面を処理しておきます。
シリンダー内のバリ取り
加工前
加工後
レシーバーとアウターバレルのすり合わせ、エンド組み付け
ホップアーム加工
こんな道具立てで、2時間弱で、出来ます。
加工途中 赤線の部分を、リューターで削ります。
ペーパー・フィルムで整えて、完成
シリンダー組み立て
ピストン内にグリスをたっぷり
チャンバー、インナーバレル組み立て
アッパー組み立て、アウターバレル内の消音加工
マウントベース取り付け
動作確認
①トリガーストップレバーが、上がらない為、トリガーが引けません。
ストップレバーの頭部を削ります。
ボルトハンドルを水平から少し下げたところで、トリガーが引けるようにします。
解消済み。
②ファーストシアーに、シリンダーリリースレバーが干渉している為、発射後にシアーが戻りません。さて、どうしてくれよう!
対策1:これを、入れてみます。
残念!何も変わらない。
対策2:シリンダー保持を、少し弱めるため、レシーバーエンドとボルトハンドルの当たりを滑らかにします。
改善しましたが、完全にボルトハンドルを閉鎖して撃つと、まだトリガーが戻りません。
対策3:レシーバーエンドとレシーバーのすり合わせで、シリンダー保持の方向を調整。エンドがやや左寄りに固定されているので。右側の、金型のズレをならして、
削った反対側に、アルミテープを3重に貼って、組み立て。
OK!です。対策完了。よかった~。
現状、動作良好です。
2019年2月6日水曜日
悪天候で、長距離の弾道確認が出来ていません。天候回復待ちです。
テスト用スコープ達です。
左:ハッコーOL56mmイルミ 中:キャベラズ32mm 右:リューポルド50mmAO
ハッコーとキャベラズは日本製の狩猟用。リューポルドは米国製タクティカル用。
エアソフトガンには、いずれもオーバースペックですが、弾道を追うのが楽チンで、目が疲れません。
2019年2月7日木曜日 吹雪、ふぶき、氷の世界。
雪の合間に、少しだけ撃ってみた感じでは、0.25~0.30g弾がいいようです。
0.33g弾で長距離は苦しい感じ。
風に逆らっての「斜め射ち」なので、弾道の評価はまた後日に。
動作・操作感は、エクセレント!だと思います。プロスナの魅力ですよねー。
2019年2月8日金曜日 遠距離弾道・ホップアップ確認
降雪がほとんどなく、風が不規則に吹いている状況で、0.28g弾でテストしました。
ホップ調整は、いいと思います。直進してドロップから、ワンクリックずつ弾道が持ち上がって、鬼ホップ状態まで、調整可能です。
2019年2月9日土曜日
出力測定
ネジ等の黒染め
ウッドストック加工、取り付け
アウターバレルを、レシーバーにガチガチに組み付けていますので、アッパーの寸法が変わります。トリガーガード部、後方ネジ穴を前へ広げます。
後方のネジ(長い方)が、レシーバーに深く入りすぎて、コッキング出来なくなりますので、一山くらい削っておきます。
木肌がむき出しになった部分へ、多めに亜麻仁油を塗ります。
組み立て前に、ストック全体にも塗っておきます。
スコープ載せ
チャンバーの水平と、スコープを合わせます。
ストックに載せて、一旦完成
木取りの具合で、面白い模様が入っています。
小ネタ3種類です
ストックに組み付けた状態で、各部の動作は良好です。
集弾性、連射・速射テスト
完成?再調整?