2019年2月23日土曜日
各パーツの加工で、アウターバレル・レシーバー・レシーバーエンドの3点が、黒染めが上手く出来ませんでした。
アルミ合金ダイキャストの加工方法を、勉強し直して、またチャレンジいたします。
パーツ毎に、仕上がりがバラバラなのが悩みです。
試行錯誤が続きます。
塗装を剥がして、バリや金型のズレをならします。
表面を滑らかにします。
1,000番までペーパーがけしたところ。角が出てないですねー。下手だなー!
鏡面近くまで研磨。
洗浄、脱脂して、染めます。
レシーバーは、シンプルな形状なので、ここまではヤスリ1本で、、。
ペーパーでならします。400番でヤスリの跡を消していって、
1,000番で滑らかに、
もう一息、でしょうか? 染めたくなるのを、我慢して、鏡面近くまで磨きます。
2,000番で磨いた状態。
鏡面にはなっていませんが、これくらいで染めてみます。
ご質問をいただきましたので、
研磨前の脱脂は、台所の中性洗剤で洗う、アルコールで拭くなどしています。
洗った後は、染める面を手で触らないように気をつけます。
染めの道具一式です。作業の時は、新聞紙を厚く敷いておきます。
素手は禁止です!
マスクは研磨の際も必要です。
強力なアルカリ性の「劇薬」です。皮膚、眼、呼吸器のガードは必須です。
手袋は、もっと厚いものの方がいいかも知れません。裂け目に気づかず、掌の皮膚がボロボロになったことがあります。換気もなさってください。
3ー5倍くらいに薄めて使っています。液は、少しで充分です。
ボルトエンドやネジでしたら、浅い蓋にほんの少し垂らして、水で薄めて、コットンの端っこを湿らせて、塗ります。
塗ると、すぐに黒くなりますので、綿布で拭き取って、表面の「スス状のもの」を、ブラシで落とします。これを繰り返して、光沢感のある「黒・青黒」になったら、完成です。洗って、防錆剤を塗っておきます。
黒染め(ブルーイング)は、少し研磨すれば元どおりになります。
ワイヤブラシでこすって、元どおりになってしまう場合は、染めが出来ていない状態だと思います。
充分に準備をなさってから、トライしてください。万一のために、傍に水を張ったバケツを用意しておくと安心です。
レシーバーが、なかなか染まりません。今日はここまで、、。
奥は、昨年の試作品です。濃い青色に染まりました。