tascoTitanのブログ

最高のカスタムVSR-10を目指して

番外編: ひさびさにハンドガンの写真 「永田市郎さん&Tactical Life ご常連さんのご指導」

2023年10月24日火曜日 市郎さんのお手本と解説です。

タイタン君、

 

これよりアングルを高くすると不安定な画面になるのでワシとしてはサケマスを食べて避けますよ。

 

で、実はもっとロウアングルにしたいのですが、そうなると不親切になってしまう、というのは観る人がボブチャウのスライドやグリップのディテイルを鑑賞できなくなるからです。

 

フォトには説明を目的としたモノと、自分のアート性を表現したいという目的があると想うのですよね。

 

アートも色々で、クラスィックだったり前衛的だったりでヘタすると独りヨガリになってしまいます。

 

でね、イッパツだけのフォトを人に観せたい場合は、ソノ銃の形態と肌あいなどが判りやすいような、無難なアングルを選ぶんです。

 

しかし、無難なのは退屈でもあり、創作者としてはオモロナイねん。

 

そこで無難を感じさせないようにスライドにスラッと紅を引いたり、それに対話させるようにステプリンの上側にイヤラシクない程度に赤を入れる・・・

恥ずかしながら、、私めの写真  どこに光を当てればいいんだろ

返信先 tascoTitan
とてーも好くなりました♪

今度はちがうバックグラウンドで挑戦しましょ。

深度合成8枚 というのはどういうシカケなのか教えてくださいナ

                                                                                     

ありがとうございます😊 背景を変えて撮ってみます。

オリンパスの撮影機能にフォーカスブラケット(フォーカスポイントを手前から奥へずらしながら連写する)がありますが、連写後に自動で1枚に合成する機能を深度合成といっています。

上の写真ですとフォーカスポイントはMFでマズルに置いていますが、シャッターを切るとAFでマズルの少し手前からグリップの後ろの布までフォーカスポイントを変えながら8枚連写されます。ファインダーで見ているとピントが後ろへズレながら連写されているのが分かります。連写後数秒で合成が終わり、SDカードには連写した8枚と合成後の1枚が記録されます。

マクロ撮影でよく使われるようですが、風景写真でもお使いになる写真家さんもいらっしゃいます。すぐ手前から遠景までピントが合っていて、絞りは開けることが出来るのが面白いと思います。

手持ちの撮って出しですが、12mm(35mm換算約24mm) F11 深度合成 です。合成のために周辺がクロップされています。フードが被る位の接写です。

同じ条件F11での単写。クロップ無し

F22での単写

                                                                                                                        

2023年10月23日月曜日 御大イチローさんが手直ししてくださいました。恐縮の極み。

タイタンさんのクロッピンはこんなで良いと感じます。

顔を見せるために布を垂らすのは良い考えだけど、ソレがなるべくバレないようにね。

このアングルは好きですけど、ディストーションをなるべく自然に見せましょう。

自分の作品をじっと見つめながら、どうすれば自分のイメイジが出せるのかを考えましょう。こうして見つめていれば、自分のイメイジとちがうことが判ってくるので・・解らなかったらいつまでも眺めていましょう。

要するに、どうすればコレを超えたフォトを取れるのかということを考えるのです。

 

タイタンさんは、努力する才能があると一連のフォトを観て判るので、時間がある時に作例を撮りますね。

何年も前に「咀嚼せよ!」と言われておりましたのに、、、。

                                

2023年10月21日土曜日   イチローさんのブログのご常連さん達にお助けいただいて、完成形になりました。 でも、広角で寄り過ぎている?端正さ、力強さが無い?

OM-5 12-45mm F4.0 PRO 12mm(35mm換算約24mm) F6.3 フォーカスステップ3×8枚

18mm(35mm換算36mm) F6.3 -0.3EV  レフ版右側+マズル前 

 

17mm(35mm換算約34mm)F6.3 -0.3EV   レフ版右側+マズル前           

                                                                              

www.nagataichiro.com

2023年10月20日金曜日 イチローさんのブログでは、何かにつけご無礼と失礼を働きまくっている私めですが、この度もまた、こんな投稿をしましたら、、

「19mm(35mm換算約38mm)F7.1  手持ちの深度合成をやってみました。」

市郎さんのコメント「返信先 tascoTitan これは力強くて良いです‼️

ただ、構図が窮屈なので、息が詰まってしまいます😅

程良いゆとりをくださいな」

 

「返信先 市 ご指導ありがとうございます😂 いまだに空間を理解できておりませぬ😓」

これで息が出来ますでしょうか?

 何かちがうなー? こうかな?

イチローさんに代わって。

イチローさんが言いそうな事は…

銃口の先の空間が小さいんです。

ハンマーの後位の空間があるとサヨナラ窮屈です。

アサイトとかエジェクションポートの辺りから写真を見ている人の視線が動き始め、

銃口へ向かって動いて行きます。

銃口を超えると動きが止まります。

銃口の先に十分な空間が無いと、視線の動きが徐々に止められず、視線が写真の枠に激突してしまいます。

激突事故です。

唐突に終わってしまって余韻がありません。

急ブレーキは厳禁です。


それしても、この銃、前後サイトを始めあちこちの角のブルーが薄れ風格があっていいですねぇ(^^♪。」

 

「銃身下のガイドロッドがアルミかステンレスで銀色。

これが意外と目立っているんです。

つまり、上下二連の散弾銃と同じで銃口が二つあるんですね。

だから銃口の先へと向かう力が銃口一つの銃より強くなっています。

だから、もうちょい(余白が)必要です。」

 

「おー、やってますねぇ😄

以前、イチローさんから「マズルは銃の顔だゾ」と教えていただいたことがありまして。

マズルが丸見えになるのが顔と正対している状態。そこからキャメラ位置を上げていくと『横顔』に近付いていきますよね。顔の向きによって余白の適正値が変わるのは、人物を描くときと同じではないかと。


理屈っぽく探っていくのも面白いのですが、広めに撮っておいてトリミングで調整するのが手っ取り早いと思います。

一枚のフォトで、色々な切り方を試してみると、視線の『抜け』が良いところが見つかるはず。逆に、もっと余白を詰めても平気であることに気付いたりもします。

 

で、テッポ単体で撮れるようになってくると、そこに小物を加えることの難しさに気付いてさらにイチローフォトが好きになるという(笑)。

これは、罠ですね~。引っ掛かった人は誰も抜け出そうなんて思いませんが😁」

                               

みなさまのアドバイス!誠にありがとうございます。