2020年8月25日火曜日 発送いたしました。
2020年8月24日月曜日 テスト終了。
最大飛距離を撃ってみて、スコープ、銃とも問題ありません。シリンダーの前後動に滑らかさが出てきましたので、丁寧な操作で引き続き慣らして下さい。実射時の静かさは特筆ものです。
以上でよろしければ、発送の準備を致します。何かご要望がございましたら、お知らせ下さい。
動画、ブログをご覧いただき、コメント欄からお問い合わせいただきました。誠にありがとうございます。電話でのお打ち合わせで、Gスペックをサバイバルゲームでご使用の予定。BB弾は0.33g弾まで。
ショップカスタムのGスペックをお持ちですが、さらなる飛距離と命中精度をご希望です。ベテランのゲーマーさんで多数のカスタム銃をお使いになっています。
作業開始は2020年8月の予定です。
2020年8月4日火曜日 作業開始いたします。
お電話を頂戴いたしました。「静かさを追求したい!」とのことですので、アウターバレル内に樹脂パイプ+ニトリルゴム板を挿入する「高剛性加工」をご提案いたしました。
ノズルがチャンバー入り口にガツガツ当たります。
気密は良くないです。情けな〜い感じ、、。
アウターバレルはこの位置でレシーバーリングに当たります。あと270度程ねじ込みます。
シリンダーヘッドのズレは少ないです。
シリンダー内の気密は完璧。
この頃よく見かけるマウントレールのカタチ。これくらいなら大丈夫かな。左右方向のねじれは無いようですし、、。
マズル加工前後
インナーバレル加工後
インナーバレル内側は酸化しないコーティング剤で保護。外側は実銃用浸透防錆潤滑剤。
チャンバー、チャンバーブロック加工後 実銃用浸透防錆潤滑剤を塗っています。
2020年8月7日金曜日 シリンダーとシリンダーヘッドの段差解消とノズル加工。 樹脂パイプ等を使って高剛性加工をしますので、シリンダーの外径とヘッドを合わせて置きます。
アウターバレルとレシーバーの組み付け調整
加工前
加工後 レシーバーリングを強く圧迫している状態です。
あと少しのところでアウターバレルを削るのをやめ、締め込んだまま1日くらい置きますともう少しねじ込めるようになります。
シリンダー開口部バリ取り
加工後
シリンダーヘッド加工
加工後
2020年8月9日日曜日 ピストン加工 静かさ重視で、、。
いいコンビになりますように。
スプリングとスペーサーの端面加工
シリンダー組み立て
2020年8月10日月曜日 プラパーツ加工
アウターバレルとレシーバーの組み付け調整 2日ほど置いておいて、ピッタリねじ込めるようになりました。メデタシ。
2020年8月11日火曜日 ホップアップアーム加工 チャンバー組み立て
アウターバレル高剛性加工
パイプはチャンバーに当たっています。
シリンダーを入れるとこの状態でガタつきがありません。ノズルがチャンバー入り口に当たらず、BB弾ストッパーが上下する「チャリ」という音だけが聞こえます。
2020年8月12日水曜日 トリガーシステム加工前後
アッパー組み立て、動作確認
レシーバーエンドの段差を削っておくと、ピターっとレシーバーに組み込めます。
撃てる状態になりました。シリンダーの前後動に重さがありますが各部の動作は良好です。発射音はかなり静かです。
これ以上静かな銃にするには、、、イジェクションポートを塞ぐ?
2020年8月13日木曜日 トリガー動作等のテスト アッパーを組み立てた後に作業部屋で行うテスト。
椅子に座たまま、手持ち、依託両手、依託片手で撃っています。依託でも散るのはトリガーに指が正確に当たっていないからです。トリガーの動作は良好です。カメラ用三脚にヘルメットパッド(2層の低反発ウレタン)を置いて、銃を載せています。両手の時も銃に触れるのは指だけです。片手の時は人差し指と親指だけで撃ちます。トリガーをうまく引けると撃発時に銃は真後ろに下がるだけですが、ちょっとでも斜めに指がかかっていると銃口がいろんな方向に跳ねます。練習あるのみ!
近距離はドットサイトが楽ですよね。銃の先端も見えますしね。
米軍の払い下げ品だそうです。丸くて大きいのがもう一枚あるのですが、弾速計の後方で長いことBB弾の集中砲火に耐えています(表面の布は破れるので布テープ等で補強が必要)。
2020年8月17日月曜日 ストックステップリング加工
デザイン案①
2020年8月18日火曜日 出力確認・ホップアップ確認
パッキンが馴染んできて、ホップ調整全域で弾ポロも弾詰まりもしません。
出力は0.20g弾で最大0.91j、0.28g~0.32g弾で最大0.96j~0.97jで安定しています。
2020年8月22日土曜日 ストック加工 ステップリング完成
ストック内制振吸音加工 アッパーの作動がとても静かな銃ですから、ストックはあまり重たくならない程度に制振加工しておきます。
制振剤貼り付け
アルミテープで養生
ウレタンスポンジ、ニトリルゴム板
2020年8月23日日曜日 スコープ載せ マウントリングは高目をご希望。特にご希望が無い場合は高さ6mmのマウントリングを使っています。手持ちの実銃用マウントリング「tasco ALUMINUM RINGS 1"TO30MM」を1インチで使うと高さが12.5mm。ブッシュネルARシリーズに付属のリングを使うと17.5mmになります。
17.5mmを使います。
残り少なくなりました。あと3本になりました。
フェイスガード着用でゲームでお使いなので、ここまで高くマウントしないと使えないそうです。通常の約3倍の高さ。
画像はボカシてありますが、ご希望でチャンバーブロックにお名前を入れました。
ストックに載せて、
連射・速射での各部の動作は良好です。
スコープもいい感じで載ったようです。長距離で撃ってみてウィンデージだけ調整して置きます。この距離(4m)でバラけるのは近すぎてパララックスフリーに出来ない為でしょうか?目の位置によりレティクルが1〜2cm標的上で動きます(倍率3倍)。
参考:No.037 GスペックO.D 自分用の銃なのでスコープの高さ、頰づけの高さ、銃の前後の重量バランス・重心位置、トリガープル・ストロークなどを自分が撃ちやすいように調整してあります。チューニング内容や出力などは全く同じです。スコープの倍率が3.5倍からなので的はぼやけて見えます。
このパッドつきの弾入れは便利ですよねー。頰付けの高さや前後の重量バランスも調整できます。
長距離をテストして、スコープを合わせて完成。