2020年3月22日日曜日
遠距離弾道・ホップアップ確認
良好です。0.25g~0.30g弾まで「直進してドロップ」から「直進して山なりに持ち上がってドロップ」まで調整できます。0.33g弾ではホップ最大でも「山なりに持ち上がらず、直進してドロップ」します。
出力確認
0.20g~0.30g弾、ホップ調整全域で規制値を超えることはありません。0.28g弾、0.30g弾使用時に最大で0.94~0.95jです。
2020年3月19日木曜日
スコープを載せました。マウントリングはご希望で「高」17.8mm。
Bushnell AR OPTICS 3-9×40 サイドフォーカス(7.5ヤード〜∞) 定価38,500円のところ、マウントリングHIGHT付属で15,000円でご提供の予定です。
ゴツくてどっしりと重いスコープ。丈夫そうですねー。
増設したボルトハンドルの上げ角。スコープに手が当たることはないと思います。
元々の上げ角
完成後にサプレッサーのテストをしている動画を掲載しました。
2020年3月18日水曜日
組立て後の慣らしの様子を、YouTubeに載せました。
チャンバーをネジで固定しない状態で試しています。高剛性加工のお陰でチャンバーはビクとも動きません。
フルチューニングGスペックをお持ちいただいているお客様から、2本目のご依頼を頂戴いたしました。誠にありがとうございます。
ご自身でVSRのカスタムもされています。ベテランのゲーマーさんでエアソフトガンに精通されていますので、少々緊張いたします。
「アサシンVSR」をご希望です。暗殺銃?でしょうか。「発射音は聴かれないところから撃つから、サイレンサーは無くていい」そうです。
通常のフルチューニングに加えて、
①日東電工製自動車用制振・静音材を使い、発射時の振動を吸収します。純正ストック内面の広範囲に施工。
②三菱ケミカルホールディングが開発した樹脂素材「デュラビオ」を、ホッティーポリマー株式会社がパイプに加工した製品「エクリカ」を、アウターバレル内のチャンバー前後に薄いニトリルゴム板とともに挿入して、高剛性化します。チャンバーの固定がしっかりとします。ピストン前部が内径を調整した樹脂パイプの中に納まります。
③トリガー、ボルトハンドル、ボルトエンドの3点を黒染めします。仕上げ研磨の番手は欲張らず、濃いめの色合いと被膜の艶感を狙います。
④純正ストックにステップリング加工します。ご希望のデザインがあれば可能な限りで対応いたします。
どんなプロスナになりますか楽しみです。
シリンダー前進時に、ノズルがチャンバー入り口に当たっていますが、発射時の気密は完璧です。
コッキング後のボルトハンドルの納まりがタイトで、良い感じです。プロスナの美点です。
分解の途中で、アウターバレルがレシーバーにどこまでねじ込めるか、確認しておきます。あと180°ほど回って欲しいですね。
原因は異なりますが、Gスペックと同様の改善点があります。
インナーバレルとマズルの関係。チャンバーの組み付け位置を合わせると、、
アウターが長い。
マズル内にインナーバレルが突き当たっているとこんな感じ。インナーバレル先端は赤く着色しています。
突き当たっていない場合。
マズル内の構造。段になっているところに、インナーバレル先端が当たっていて、隙間ができないのが理想なのですが、、、。加工でなんとかしたい部分です。
加工後
この部分の解説はこちらにあります。
ストックのステップリング
この形でよろしいでしょうか?
こんなのも出来ます。
お好きな方で、加工いたします。
この形をご希望いただきました。これいいですねー!
加工度合いは「ソフトめ」がいいとのことです。
加工後
こんな感じで、いかがでしょうか?
プラパーツ3点加工
トリガーシステム分解、研磨。
加工前
加工後
ボルトハンドル上げ角の追加
元々の上げ角
追加した上げ角 水平+くらいあげるとクリックします。
閉鎖
金属パーツ3点研磨
塗装落して成形。平やすり+#180ペーパー
仕上げ研磨 #240、#400、#800ペーパー+パフがけ
ボルトハンドルに当たらないよう、セーフティーの頭を少し削っています。
どんな染め上がりになるか、楽しみです。
黒染め
一日置いて、少しだけ染めを追加。色むらを少なく、被膜を艶々に。
角度によって、シルバー色のメッキのように見えます。
インナーバレル加工 入り口と出口を研磨。全体をコーティングしています。
チャンバー、チャンバーブロック
浸透防塵潤滑剤(実銃用)を塗布しています。
アウターバレルとレシーバーの組み付け調整
あと少しで正位置というところでアウターバレル後端を削るのを止め、一晩置きます。
ぎゅーっとねじ込んで置いておくと、圧迫されたレシーバーリングが馴染んで、もう少し回るようになります。
シリンダー分解、バリ取り。
加工前 最近のロットでは「窪み」があります。
加工後 #240-#2,000のペーパー、フィルムで研磨しています。
シリンダーヘッド・マズル加工
ピストン加工
シリンダー組立て
スペーサーとスプリングの端面を研磨
ホップアップアーム嵩上げ
チャンバーとインナーバレル組立て
アウターバレル高剛性加工、チャンバー・インナーバレルを組み付け
アウターバレル内の吸音・インナーバレル固定加工
アウターバレル後部の高剛性加工、シリンダーと摺り合わせ
組み付け
レシーバーに組み込むと、樹脂パイプはアウターバレル後端とともにレシーバーリングに当たり、チャンバーを後方から保持することになります。チャンバー前方は0.5mmのニトリルゴム板を挟んで樹脂パイプに支えられています。
シリンダーを入れると、隙間が少なくぴっちりとホールドしてくれます。この状態でシリンダーがガタつきません。ノズルがチャンバーの真ん中に入っていくので入り口にガツっと当たることがありません。
ストックの制振・静音加工
制振・静音材を貼り付け
アルミテープで保護 ウレタンスポンジ挿入 ニトリルゴム板貼り付け
黒染めパーツの組み合わせ
どの組み合わせが良いでしょうか?アウターバレルは耐久性を考えるとオリジナルのままがいいですよね。観賞用や的撃ち用でしたらアウターバレルも研磨して黒染めするのもありですが、、。
実用性と見た目の良さが両立できれば良いのですが、悩ましいところです。VSRのアウターバレルは高品質な二層加工が施されていますので、剥がしてしまうのが勿体ないですよね。
ご希望のセットで組み立てます。