tascoTitanのブログ

最高のカスタムVSR-10を目指して

NO.040 プロスナ メンテナンス・トリガーシステムマグネット化・ウッドストックに換装??・インナーバレル入れ替え???

2022年5月25日水曜日 発送いたしました。

                                                                                                         

2022年5月22日日曜日 分解清掃、グリスアップ、トリガーマグネット化、ストックべディング、リブルー(黒染め再加工)作業完了。 出力は「絶好調!」で、黒染めした部分もひとまず落ち着いたようです。 アウターバレルとストックはコーティング済み。 以上でよろしければ発送の準備を致します。

                                                                                                                              

2022年4月17日日曜日

寒い時期になるとコッキング操作が重くてつらい!とのことで調整します。マルイ純正の「精密真鍮バレル+新型チャンバーセット」を買ったので入れ替えてくれ!とのことですが、、、本気ですか?

「パーツ交換カスタム病」が発症していませんか。

銃の前半分を作り直すことになるので、、、工賃として10,000円程お願いすることになりますが、よろしいですか? どんな作業なのかは、制作時の記事をご覧ください。

こちらの銃です。

tascotitan.hatenablog.com

tascotitan.hatenablog.com

KTWさんのおっしゃっていることを、今一度お読みください。

tascotitan.hatenablog.com

また、今年発売された銃の解説のなかでは、こうおっしゃっています。

「チャンバーパッキンとインナーバレルです。これらを交換するには銃身・機関部のほぼ完全分解に近い作業になります。ホップスクリューを締めすぎて破損させない限りチャンバーパッキン交換の必要はありません。インナーバレルも大きな力がかかって曲がったりしない限り大丈夫です。」

www.ktw-co.com

私も全く同意見です。「壊れてから直す。はっきりダメだと分かってから交換する。」銃を長持ちさせて、精度・性能を落とさないためにはこれしかないと思うのですが、、、。

 

2022年4月18日月曜日 「インナーバレル+チャンバー交換」するには以下の作業をやり直すことになります。

作成時の作業内容です

インナーバレル加工 入り口と出口を研磨。全体をコーティングしています。

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チャンバー、チャンバーブロック

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浸透防塵潤滑剤(実銃用)を塗布しています。

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チャンバーとインナーバレル組立て

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アウターバレル高剛性加工、チャンバー・インナーバレルを組み付け

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アウターバレル内の吸音・インナーバレル固定加工 (バレルスペーサーから前方にスポンジをガチガチに突き固めながら入れていきます。センターが出るように気をつけます。ガチガチに圧縮されたスポンジに支えられてインナーバレルは動かなくなります)

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アウターバレル後部の高剛性加工、シリンダーと摺り合わせ

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 組み付け

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レシーバーに組み込むと、樹脂パイプはアウターバレル後端とともにレシーバーリングに当たり、チャンバーを後方から保持することになります。チャンバー前方は0.5mmのニトリルゴム板を挟んで樹脂パイプに支えられています。

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シリンダーを入れると、隙間が少なくぴっちりとホールドしてくれます。この状態でシリンダーがガタつきません。ノズルがチャンバーの真ん中に入っていくので入り口にガツっと当たることがありません。

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以上。

アウターバレルのネジ山も分解組立てで、みるみる減っていきます。レシーバー側も同様です。

それでもやりますか?1万円かけて、、。

 

必要なメンテナンス・調整のみ実施をして、お返しいたします。

2022年4月23日日曜日 分解清掃

レシーバーリングに汚れが溜まっています。野外でお使いの場合は、年に一回か半年に一度くらいレシーバーリングとシリンダーの表面、ノズルを清掃し、シリンダー表面にグリスを薄く塗って組み立てると良いと思います。レシーバーリングは前後とも指の届く位置にありますので簡単にメンテナンス出来ます。

ノーメンテナンスで2年目。レシーバーリング等の清掃時にシリンダー開口部からピストンの後部が見えます。黒っぽい汚れが溜まっていたらシリンダーヘッドを外して、ピストン・Oリング・スプリングガイドを清掃して下さい。ピストン外側とOリングにはごく少量のグリスで油膜をつける程度。スプリングガイドとスプリング、ピストン内部はたっぷりとグリスを入れても大丈夫です。

シリンダー内はグリスをよーく伸ばして油膜が張る程度で充分です。特に前方(ピストンのOーリングが動く範囲)は薄くしておく必要があります。チューニングしたVSRの場合です。

2022年4月24日日曜日 シリンダー完了

ボルトハンドル・エンド染め直し 耐久性を期待して分厚く盛り上がるように染めてみました。作業は4日ほど掛かっています。

加工中

完成光の加減で青っぽく見えたり、黒く見えたり、、

2022年4月26日月曜日 トリガーシステムマグネット化 完了

2022年5月2日月曜日 シリンダー保持の調整  アウターバレル内樹脂パイプ内径微調整、前方レシーバーリング研磨、シリンダー前半部表面研磨。研磨は極々微量。
調整完了

ホップ調整レバーの動きも軽く動くように調整済み。

さてと、、、本当にウッドストックに載せ替えますか? このストックはなかなかカッコイイと思いますが〜マック堺さんのレビュー銃なのに、、

何かを付け替えるより、、、たまにお手入れしませんか? 埃だらけはよくないですよ!溜まった埃は、アッパーの隙間・開口部から中に吸い込まれていき、、、、、。

ちゃんとお手入れができるようになってから、ウッドストックは考えましょう!
だって、ウッドストックって拭き掃除やオイル補給などのお手入れが必須で、やらないと汚く朽ち果てていくだけですよ。ほったらかしだと割れる、欠ける、曲がる、、。
というわけで、今回は却下(笑) VSRのパーツとしては安いものでは無いので、他にお金使った方がいいですよ。
ストックを掃除して、パテでベディングしてお返しいたします。

 

2022年5月5日木曜日 ストック加工中

こんなこと出来たら楽しいなー 、と。 別の余っているストックで仮置きして考え中。

チタンの引き抜き丸棒 端材なのでお安い。ガスで炙るといろんな色がつきます。温度が低い=ブルー系、高温=シルバー、イエロー系これくらいの太さ(φ3mm)ならマガジンに影響なさそうです。パテに埋め込むことが出来れば、、、

ベディング作業は進行中

2022年5月13日金曜日 ストックベディング作業中

レシーバーとレシーバーエンドのリブルー(染め直し)。被膜が厚くなるように塗って磨いてを繰り返して、#2,000番フィルムで仕上げました。ブルー液の反応はしばらく(数か月?)続くので、表面がかさついたらティシュペーパーで軽く擦って下さい。

2022年5月14日土曜日 ストック加工中 剛性アップ+ロゴ(チタン丸棒)パテの作業可能時間約45分、硬化完了は16時間後。

2022年5月16日月曜日 ストックベディング作業終了 トータルの作業回数は5回。最後はマガジン挿入部とアッパーのベディング。うまくアッパーと密着しているようです。

出っ張りを少し削ってストックは完成です。

2022年5月17日火曜日 ストック完成

組み立て 各部動作確認 出力測定 ホップアップ・弾道確認

完成?