KTWさんから、三八歩兵銃(12ロット)に続いて、フリントロックピストルが再販されました!この後も、三八騎兵銃やイサカソードオフの再販が控えているそうです。
11月27日水曜日に、フリントロックピストルについて教えていただきたいことがあったので、お電話してみました。お忙しい時期にもかかわらず、ご丁寧・ご親切なご対応を頂きまして、大変ありがとうございました。
なかなかお話を伺える機会もないので、10年以上前の発売された「ウィンチェスターM70 pre64」のメンテナンスについてお尋ねしましたところ、
お答えは、、
「繊細な銃ですので、不具合がなければ分解はしない方が良いです。もちろん、こちらで修理などはしますが、分解するたびに性能は間違いなく落ちていきますので、、。」
大変よくわかります。おっしゃる通りです。
必要な時期に潤滑剤を足すくらいにして、不具合が出るまで大事に使うのが性能を維持する唯一の方法ですよね。
繊細な銃とは、よく動いてよく当たるようにつくられた銃でしょうか。ネジ山がちょっとすり減っただけで、組み立ての精度に影響が出てしまうんでしょうね。強度・剛性・精度を失った銃が当たるはずはなく、使い続けるとガタが大きくなるばかり。
VSRのチューニング作業でも、「分解は2回まで」と決めています。
チューニングのために1回。再調整が必要な時は止むを得ずもう1回(ホップアップの再調整かトリガーシステムの動作不良解消です)。
3回目の分解が必要な時は、パーツ交換前提です。
チャンバーハウジングやレシーバー、レシーバーエンドなどネジが入るパーツは新品に交換します。亜鉛合金やアルミ製のパーツですので、ネジ穴がどうしても削れてしまいます。3,4回も分解をしますと、明らかにネジの締まりが悪くなっています。
VSR-10は、柔らかな銃ですので分解しない方が良いです。パーツ交換や調整のために分解するたびに間違いなく性能は落ちていき、何をやっても良くならないガタガタの銃になります。