tascoTitanのブログ

最高のカスタムVSR-10を目指して

ご依頼品 VSR-10Gスペックフルチューニング+ブッシュネルスコープ No.026

2019年1月7日月曜日
発送いたしました。
2019年1月4日金曜日
ご依頼主様から、オーケーをいただきました。ありがとうございます。
発送の準備を致します。

ブログのコメント欄から、ご連絡いただき、お電話でのお打ち合わせ後に、ご依頼をいただきました。誠にありがとうございます。

 
「Gスペック新品+フルチューニング+Bushnellスコープ +tascoマウントリング」をご希望です。
ご使用弾は、0.28~0.30g弾。「極限までチューニングしてほしい!」「50mはフラットに飛ぶように」。サバゲにはお使いにならない。
 
実銃の免許をお持ちの方です。スコープも、トイガン用は覗いたことが無いそうです。
 
「極限のチューニング」ですので、VSRの限界にチャレンジさせていただきます。
 
着手は、12月下旬。年内のお届けを目指しますが、チャレンジ内容によっては日数を頂くかもしれません。

2019年1月1日火曜日
室内レンジで集弾性、連射・速射テスト
20mで、着弾が左寄りです。ヴィンテージ調整が不十分でした。
20m0.30g弾1回目
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20m0.30g弾2回目
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連射・速射で、各部の動作に問題ありません。
スコープのズーム・サイドフォーカス・ヴィンテージ・エレベーションは、スムーズに調整できます。
「限界への挑戦」ですが、スプリングのテンションアップ・ピストンの重量増・シリンダーヘッドのテーパー加工の深さ等が、限界だと思います。
Gスペックとしては、重たくて、鋭い撃ち味になっています。
超重量弾も撃ち出せますので、命中精度を追求される場合は、重たい・高価なBB弾をお使いください。
 
以上で、一通りチューニングとテストが終了いたしました。
ご依頼主さま、ご要望がございましたら、お申し付けください。
 

2018年12月26日水曜日
作業開始いたします。
 
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現行ロットです。
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気密は完璧です。
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チャンバー入り口に、ノズルがガツガツと、かなり当たります。
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インナーバレル研磨
加工前 綺麗に加工されています。インナーバレル先端が、マズルパーツの定位置に当たっていれば、ブレることも無く、エアーの流れも乱れないため、このままでもいいのですが、、。
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パッキンが押し付けられる部分ですので、角が立っているのは心配です。
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内面はルーペで見ると、「ゆず肌状」です。BB弾がパッキンに押されて、逆回転しながら擦れて前進する場所ですので、鏡面に磨いておきます。
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加工後
出口はロングテーパー マズル内のテーパー加工と同じ角度にしています。
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チャンバーとチャンバーブロック研磨
加工前
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加工後
ノズルがガツガツ当たっていた入り口は、特に丁寧に。
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シリンダーリリースレバー研磨
加工前 かなり綺麗です。
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加工後
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小ネタのマガジンとマガジンリリースボタン
加工前
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加工後
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トリガーガード内のパーテーションライン消し
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マズル部の加工
加工前 あと1mm超ねじ込んであると、インナーバレル先端が固定されるし、サプレッサーも、ぴったりと付くのですが、、。
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加工後 この加工でフライヤー(ハズレ弾)が、少なくなります。
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ボルトハンドル部グリスアップ 
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ノズル研磨
加工前 段差の角を丸めます。
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加工後
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シリンダーヘッド加工
加工前
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加工後 エアブレーキが効くギリギリの深さ
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シリンダー開口部のバリ取り
加工前 ピストン外周とОリング、シリンダーリリースレバーが、あっという間に削れて行きます。
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加工後 400番と2000番のペーパー、フィルムですべすべにします。
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ピストン加工
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出力と、撃ち味のかなめです。
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2018年12月30日日曜日
スプリング・スペーサーの端面加工
加工前
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加工後
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シリンダー組み立て
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ホップアーム加工
加工前
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加工中
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加工後
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レシーバーとエンド組み付け
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チャンバー・インナーバレル・アウターバレル組み立て
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トリガーシステム研磨
加工前
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加工後
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レシーバーとアウターバレル組み付け
アウターバレル後端を少しずつ削って、正位置(トリガーボックスとチャンバーブロックの水平が合っている状態)でガッチリと止まるように組み付けます。ネジ止めしなくても、びくともしません。
撃てる状態になりました。
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各部の動作は、良好です。
コッキング時に、ノズルがチャンバー入り口にガツガツ当たっていましたが、解消出来ています。
 
サプレッサーの緩み防止
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出力測定 ノズルにABSパイプを挿入して、出力を調整しています。
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高すぎたり、低すぎると再調整します。
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この出力でも、充分なのですが、少しだけパイプの内径を広げます。
シリンダーを分解せずに、何度でも調整できるのが、この方法の良いところです。
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弾速を1~2m/s上げてみました。0.33g弾を余裕を持って撃ち出せますので、さらに重いBB弾も使用可能だと思います。
 
スコープ取り付け
チャンバーの水平と、
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スコープの水平を合わせてあります。
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日没後、長距離の弾道をチェックしました。白のBB弾でしたら、最大飛距離まで弾道を追えるのには驚きました。また、サイドフォーカスやズームリング等の可動部が、実の滑らかに動くのが快感です。トイガン用とは別格(お値段も)のスコープですね。
 
ストック加工
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ストックに載せて、一旦完成。
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2019年1月1日火曜日
あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。
 
「撃ち初め」は、最大飛距離を、ひたすら撃ってみました。
弾道は良好です。0.28g弾が軽く感じる撃ち味です。
スコープが素晴らしい。色調が肉眼と変わらない。レティクルが美しい。
ズームとサイドフォーカスの使い心地が「ヤバイ!」。
私は、もう、「フロンティアオリジナル」に戻れないかも、、。