2020年2月4日火曜日
ご依頼主様からOKを頂きました。ありがとうございます。
発送の準備を致します。
2020年2月6日木曜日
発送いたしました。
ブログをご覧いただき、メールを頂戴いたしました。誠にありがとうございます。
新品のGスペックをチューニングして、お送りいただいたウッドストックを取り付けます。
バレル等の制振加工と、金属パーツ3点の黒染め(真っ黒ではなく光沢のある色合いに)、プラパーツ3点の加工をご希望です。
遠距離の的当てに、主に0.28g弾をご使用。
トリガーストロークは、引きしろを残して適度に軽く。
反動も大き過ぎず適度に。
2020年1月7日火曜日から作業を開始いたします。
2019年に流通していた新品のGスペックBKです。
箱出し状態で、気密は良好。
ノズルがチャンバー入り口にほとんど当たらないため、コッキング後に銃を傾けると、
シリンダーは自重で前進します。
アウターバレルは軽くレシーバーリング当たっています。軽く回すとここまで回ります。
思いっきりねじ込むと90度くらい回ります。この状態でもコッキングすると、
ボルトハンドルとレシーバーエンドの隙間は、
前に押し付けるとこれくらいで、
後ろに押し付けるとこれくらいになります。
0.5mmくらい前後に動きます。コッキングの仕方によってノズルが前後に動いてしまいますので、チューニングの過程で解消します。
実射していませんが、これは「当たり」個体ですよー。
チャンバーからレシーバーエンドまで真っすぐで、シリンダーが滑るように前進してノズルがチャンバーの真ん中に「スッと」入りますし、アウターバレル後端がレシーバーリングを軽くですが押していますので、剛性感があり音も静かです。
こんな個体に当たったら、何もいじらずに射撃を楽しむことが出来そうです。
バレル等の研磨
加工前
加工後
チャンバー・チャンバーブロック
加工前
加工後
マズル加工
加工後
シリンダーリリースレバー
加工前
加工後
シリンダー開口部のバリ取り
加工前
加工後
シリンダーヘッドテーパー加工
加工前
加工後
ノズル加工
加工前
加工後
ピストン加工
スプリング、スペーサー端面加工
シリンダー組立て
トリガーシステム加工
加工前
加工後
トリガー・セーフティー黒染め
研磨前
研磨後
黒染め後
ボルトハンドル・エンド
加工前
研磨
ベルトサンダー、やすり、#180ペーパーで研磨(成形、面だし、模様入れ)
仕上げ研磨
黒染め後
ホップアーム嵩上げパーツ
レシーバーエンド組み付け
チャンバー組立て
トリガーシステム組み付け
アウターバレルとレシーバーの組み付け
アウターバレル後端を僅かに削ってねじ込んでいます。強くねじ込んで一晩置くと、もう少し回るようになります。
インナーバレルの制振・静音加工
制振材+アルミテープ+ウレタンスポンジ
パワーコントロール(ノズル内にABSパイプを挿入し内径調整)
0.28g弾使用時に最大0.97j(HOPレバー6-8クリック)。
ホップの調整も最小0~最大20クリックの位置で、弾ポロも弾詰まりもしません。
0.20g~0.33g弾までご使用いただけます。
チャンバーとマウントレールの水平出し
ウッドストック組み付け調整
トリガーガード 部と後方ねじ穴を前方に広げる
レシーバーやアウターバレルが強くあたる部分を少しづつ研磨
アマニ油を塗って乾かす
付属ネジの黒染め
加工前
加工後
組立て
長距離弾道確認
良好です。0.25g~0.33g弾がお薦め。
室内レンジで集弾性、連射速射テスト
等倍のダットサイト(tasco Propoint 2)で15mと20mを撃ちました。
15mのままの調整で撃っているので、20mは上に着弾しています。
各部の動作は、良好です。連射・速射でもスムーズに動いています。
ウッドストックは使い始めにネジの緩みが出ることがありますが、キツく締めすぎないようにして下さい。
給弾ができて、シリンダーが滑らかに動く締め付けトルクを探してください。
最悪なのは力一杯ネジを締め付けることです。
完成?再調整?