tascoTitanのブログ

最高のカスタムVSR-10を目指して

ご依頼品 VSR-10Gスペック PDIアウター PSS10ピストン

追記:2018年5月28日
「純正シリンダーAssy」のバリ取り・ピストン加工・ヘッド加工済み。スプリングガイドはライラクスを使用。ホップレバー嵩上げ済み。ストック内吸音加工済み。
撃てる状態になりました。
2018年5月31日
納品させていただきました。ありがとうございました。


ショップカスタムされているGスペックです。ロングアウター・インナーバレル。
コッキング後のシリンダーの前進がとても重いです。
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トリガーガードネジが欠品
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長年ご愛用の銃ですね。
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アウターバレル取り付けにシールテープがつかわれています。
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レシーバーリン
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シリンダーヘッドに緩みあり。
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スプリングテンションアップに金属スペーサー6枚。
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PSS10ハイプレッシャーピストンNEO(サイレントシャッフト無し)。
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テフロンリングの磨耗が限界に近いです。
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リードバルブの穴もほとんど塞がっています。
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 洗浄後
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ネジ部分がダメになっています。回さなくてもシリンダーに入っていきます。
Оリングもスカスカなのでグリスが漏れ出してチャンバー・チャンバーブロックまでオイル漬けになっています。
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シリンダーリリースレバーはシリンダー開口部と擦れて削れています。
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スプリングガイドのベアリングがオイルを差しても回りません。
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超音波洗浄機で解決。
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トリガーシステムを分解、清掃。セカンドシアーがステンレス製に換えられています。
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スプリングのテンションアップスペーサーを外して空撃ちしてみました。
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コッキング後の戻しの重たさは変わらず。2、3回撃つとシリンダーヘッドが弛んできます。圧縮はゼロです。
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撃てない状態ですので、ご依頼者様とご相談させて頂きます。

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チャンバー・パッキン・ホップレバーは純正品。チャンバーやチャンバーブロックに油分が染み込んでいますので表面を研摩します。
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研磨後
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パッキンの入り口・内部に油分を含んだ汚れが付着しています。
新品に交換します。
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PDIの6.08内径のバレルです。内部をアルコールで洗浄しました。
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出口のテーパー加工にメーカーのこだわりを感じます。
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ホップレバー嵩上げ、インナーバレルのブレ止め。
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バレルスペーサーはインナーバレルがマズルを貫通しているため銃口近くに付けます。スペーサーとチャンバー間の空間はウレタンスポンジを挿入しておきます。
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ピストンは0.25g弾使用と長ーいインナーバレルを考慮して加工しました。
合わせてシリンダーヘッド内面をテーパー状に加工しています。本機では特に負圧対策とストロークの100%近くを発射に使う事に重点を置いてチューニングしましたので静音性はかなり犠牲になっています。
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開口部のバリ取り。Оリング・ピストン外周・シリンダーリリースレバーの削れを防止します。
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ストックの吸音加工。プラ製ストックの反響が減ります。
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