「NO.052bm Gスペック」のご感想をお送りいただきました。誠にありがとうございます。
Gスペック無事受け取りました。すごく丁寧な包装にまず驚かされ、直筆の手紙まであったのには感激しました。
スコープ載せる前に一発空撃ちしたのですが、思わず笑ってしまいました。私のGスペとは質が違う…。めっちゃ軽い、という感じではないけどスムーズで安心感のあるコッキング、とっても軽いトリガープル、音の静かさ…
残念ながら時間がなく、実射はあまりじっくりできませんでしたが…
撃ってみてやっぱり笑ってしまいました。まずは40mぐらい先の山肌にある的(少し大きめの木や竹の葉など)をスペリオールで撃ってみました。左右ブレはもちろん、上下のブレもほとんどなく、狙った的に真っ直ぐ飛んでいきます。ほんとに「快感」です。微妙なホップ調整も行えるので、今までなら、届かないからとホップを一段階強めると逆に飛び越えてしまっていたような微妙な距離の的にも当たる(少なくとも直進して近くに着弾する)ので、それも「快感」。「本物」はやっぱり違いました。
近距離は、アイリリーフやゼロイン、ピントなどのスコープ調節もまだまだ不十分な上、未熟者が初めての銃で撃つので最初少し散りました。が、12.5mで撃っているブルズアイの3回目は10点が6、8点が1、5点が3の83点でした。点数的にはまだまだですが、最後の6発が10点だった上、そのまとまりかたがすごかったし、一発はほんとにど真ん中だったので感激でした。
まだ2マガジンほどしか撃ててませんが、なんか安心感とか安定感を感じる銃です。ガタがないこと、余計な力を使わずに静かに滑らかに作動できることの気持ち良さを改めて感じさせられました。
素晴らしい銃を、ほんとにありがとうございました。
こんな銃を手掛けていらっしゃれば、確かに社外品のカスタムパーツばかりに目を向けているのは、本質を理解していない、残念な姿勢に感じられても仕方ないと思います。今まで分かったようなことを数々申し上げて申し訳ありませんでした。
今後も精進しますので、御指導・御鞭撻のほど、よろしくお願いします。
分かっていただけてよかった、よかった!
ご自身でチューニングをされる場合は「物撃ち(当たったor外れた)」ではなく、「複写式の的射ち」で点数を数えるのではなく、1枚にワンマガジン(25~30発)撃ち切って「着弾のまとまり方と外れ方を記録する」といいと思いますよ。
銃のテストのための射撃と、自分の腕前を磨く射撃は別物にしておくと楽じゃないでしょうか(笑)。
ストックをべディングした銃は「ネジを強く締める必要」は全くありません。「アッパーが浮かない程度に」チョイと締まっているのがベストです。
ネジの働きがノーマルとは違って「アッパーを下に軽く引き付けているだけ」になっています。
べディングしてない銃ではネジでアッパーの「上下前後左右の動き+左右の回転・ねじれの動き」まで止めていることになります。
スティールパテでのべディングは1mm/10,000!の精度でアッパーを支えているそうです。空気も押し出されて「ペタッと密着」しています(笑)
銃全体の一体感をお楽しみ下さい。
ストックべディングと軽いトリガーは精密射撃をするときの「射手のミス」をある程度カバーしてくれると思うのです。
特に依託射撃の時の「銃への荷重のムラ・バラつき」や「ストックのひねり・曲げ」などに強くなっていることを期待して加工しています。
依託射撃の時に絶対やってはいけないのは「アウターバレルやトリガーガードが何かと触れている」ことです。面白いように着弾が散り始めます。
実銃でも「バレルを依託するな!」と注意されるそうです。
トリガーだけは撃つために触らないとならないので、「真後ろに、ジワー―――と一定に」絞って下さい。
最後に「作動音・発射音に耳を澄ます」ことをお薦めします。耳をすませば、、、