これが市販されたGスペックの「初期型」なのかわかりませんが、私が今までに見たVSR-10の中では一番若い番号です。
ウッドストックの詳細は不明です。Gスペック用に作られてはいません。アウターが浮き上がり、給弾も全く出来ませんでした。
時々引っ張り出して、ストックにアマニ油を塗っています。
とても軽いウッドストックです。
内部はオリジナルのままです。ほとんど使われた形跡が無かったので、パッキンも交換していません。この頃のVSRのシリンダー開口部にバリは一切ありません。綺麗に加工されてから組み立てられていますので、シリンダーも開けていません。スプリングにグリスをちょこっと塗るくらいで充分使えます。そして、Gスペックはある時期までこんな風に組み立てられていたようです。マズルとインナーバレルの関係が理想的です!
マズルがアウターバレルとツライチではなく、少しねじ込んであります。
当時は、インナーバレル・チャンバーをセットしてから、マズルパーツをねじ込んだのでしょうか? 一律にツライチに組み込むのが効率が良いのは分かっていても、妥協したく無かった「大事な部分」だった。のかな? 材質も現行品とは違うようです。
丁寧な組み立てのお陰で、インナーバレル先端が隙間なくきっちりと固定されています。Gスペックでは「極めて重要な部分」ですよねー。これなら「当たる!!」。
マズルが少し引っ込むので、サプレッサーも隙間なく収まります。
古ーいGスペックは、こうだったんですねー。
ごく近距離ですけど、撃ってみます。30発中給弾不良7発?あったので23発位。 手持ち 着座(椅子)。ブレているのはトリガーに少しだけ引っかかる感じがあるせいかな?
ちなみに、「N0.037 Gスペック」だとこんな感じです。
ウッドストックと比べると「No.037 Gスペック」のストック加工はまだ甘かったですね。グリップの前が弱い感じがします。対策してみます。
この2丁の違いは、重量弾への対応くらい。 中身はどちらも「純正パーツのみ」ですしね。 温故知新