tascoTitanのブログ

最高のカスタムVSR-10を目指して

ご依頼品 No.031 VSR-10GスペックO.D.フルチューニング+ブッシュネルスコープ

2019年3月12日火曜日
ブログのコメント欄から、ご依頼いただきました。誠にありがとうございます。
お電話でのお打ち合わせで、
今年の1月にご購入のGスペックを、フルチューニング。ブッシュネルスコープをご希望。サバイバルゲームでご使用の予定で、BB弾は0.28g弾。トリガープル・ストローク及びコッキングは、あくまで扱いやすく、極端な調整はしない。
電動ガンとは、また違った面白さを感じていらっしゃるとのことですので、撃つのが楽しくて堪らないGスペックを目指します。
完成は4月10日頃の予定です。

2019年4月1日月曜日 発送いたしました。

2019年3月31日日曜日 マウントリングを交換しました。
チャンバーとスコープの水平を合わせてあります。
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全体を清掃して、梱包いたします。

2019年3月30日土曜日 お電話、ありがとうございます。
マウントリングを、5mm高いものに交換いたします。
試射後、発送の準備を致します。

2019年3月29日金曜日
室内シューティングレンジで、集弾性、連射・速射テストをしました。
20mの1回目と2回目
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15mの1回目と2回目
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150発ほどの、連射・速射でも、動作は良好です。
スコープのズーム・フォーカス・ヴィンテージ・エレベーション調整に問題ありません。
1点だけ気になったのが、マウントベースが純正よりごくわずかですが低いため、8倍以下でスコープの視野にサプレッサーが映り込みます。O.D.色ですので、反射光も気になります。
①マウントベースを純正にする(1mm程高くなる)。
②マウントリングを変える(5mm高くなる)。
このどちらかなのですが、ご依頼主様とご相談いたします。

2019年3月24日日曜日
GスペックO.D.到着しました。長旅ですので、銃と箱を簡単に、清掃いたしました。
少し使用感が、出はじめたところでしょうか。マウントベースがノーベルアームズ製に交換されています。
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気密は良好です。シリンダーの保持が緩くて、ノズルが左右に大きく動きます。
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ノズルの太い部分が、チャンバー入り口をかなり削っているようです。
ノーマルでは仕方ない部分です。
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テスト用スコープを載せて、ワンマガジンだけ、撃たせていただきました。
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自宅室内で、膝射の射撃姿勢で更に依託しています。
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トリガーストロークに、引っかかりがあります。
発射時のバネ鳴りがかなり大きく、発射後もしばらく聞こえます。
数発狙っていない所へ、飛んだように思います。

2019年3月25日月曜日
ストックの消音加工 空いている空間を埋めます。
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サプレッサーの緩み防止
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サプレッサーとストックを一旦コーティング
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時々見かける、チャンバーブロックの組み付けミスです。グラグラになってます。
ブロックが、ほんの少し前方にズレた状態でネジ止めすると、アウターと密着せず、浮いた状態で固定されてしまいます。振動ですぐ緩みます。
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VSRの構造上の弱点の一つです。このネジ1本外すと、シリンダーもトリガーボックスもグラグラに動きます。対策として、レシーバーエンドとレシーバーの組み付けを、アルミテープでタイトにします。
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削りカスとグリスの混ざったものが、あちこちに溜まっています。
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原因は、ここです。VSRお約束の、シリンダー開口部のバリ。てんこ盛りに溜まっている内側には、ぷっくりとした出っ張りが、必ずあります。

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ノズルが、チャンバーの入り口や内部を削るのも、仕方ないのですが、オイルと混ざった汚れが、パッキンまで届きそうでいやですね。
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パッキン、前後レシーバーリングに問題ありません。
まだ、初診ですが、入院加療・手術、機能向上リハビリで2週間の予定です。
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2019年3月26日火曜日
ボルトハンドル部グリスアップ  このネジは、マルイさんの改造防止対策の一つで、****になっています。閉めても閉めても、緩む場合があるのは、そのせいです。何重にも徹底して対策されているので、高レートスプリングへの交換は、やめた方がいいです。
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トリガーシステム研磨、グリスアップ、ストローク・プル調整
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加工前 少し当たりが付いています。
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加工後
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組み立て後、プルを軽く、ストロークはわずかに短く、調整しました。
ゲームでのご使用でも、誤射しない程度にストロークはありますが、滑らかで軽くなっていますので、慣れるまではお気を付け下さい。

チャンバーブロック、チャンバーの研磨
加工前
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加工後
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アウターバレル内のマズルを、テーパー加工。
加工前
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加工後 これで、フライヤーが減ります。
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インナーバレル加工
加工前 綺麗に加工されてますが、角が気になります。
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内側の、柚肌状の凸凹と、切り立った切削端が気になります。
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加工後 出口は、ロングテーパー形状
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柚肌が無くなって、
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角も滑らかに、
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これなら、パッキンにもBB弾にも、優しい感じ。
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インナーバレルの内外は、実銃用の浸透コーティング剤で、保護しています。
メンテナンスされる時は、「シリコンオイルは使わない」で下さい。
50%のアルコールで拭いてやれば、充分だと思います。
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2019年3月27日水曜日
マガジン、マガジンリリースボタンのお化粧。
加工前
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加工後
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トリガーガード内のパーテーションラインを消しました。
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シリンダー分解
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購入されて、2ヶ月ほどですが、、。
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ピストン外周部とOリングに、ダメージがあります。
Oリングは社外品に、交換します。
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このダメージの原因は、これですね。大きい出っ張りもあります。
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反対側は、綺麗です。
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400~2,000番のペーパー、フィルムで研磨します。
加工後
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2019年3月28日木曜日
シリンダーヘッド・ノズル加工
加工前
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加工後
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加工前
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加工後
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ピストン外周部研磨
前部
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後部 
傷が深いのですが、あまり削りたくない部分です。将来、シアーの掛かりに影響しそうですので、これくらいで我慢です。
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ピストン加工
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いい仕事します!このコンビ。
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スプリング、スペーサーの端面加工
加工後
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ホップアップレバー嵩上げパーツ
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シリンダー組み立て グリスは、「タミヤのセラグリスHG」を使っています。
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チャンバー、インナーバレル、アウターバレルの組み立て
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2019年3月29日金曜日
レシーバーとアウターバレルの組み付け調整
加工前 この位置で止まります。あと半回転ねじ込めるように、アウターバレルの後端を削ります。
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加工後 アウターバレルとチャンバーが、後退したことで、ノズルとパッキンの当たりが強くなります(気密は完璧)。
イメージ 88チャンバーとマウントレールの水平を取ります。
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動作確認
各部の動作は、良好です。バネ鳴りの音は、聞こえなくなりました。すでに当たりがついていますので、動きが軽い印象です。

出力調整
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スコープ取付け
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チャンバーの水平と、
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スコープの水平を、合わせます。
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長距離弾道、ホップアップ調整の確認
「いい!」とおもいます。ホップ調整も「直進して、ドロップ」、「直進して、山なりに持ち上がって、ドロップ」、「直進して、鬼ホップ」まで可能です。

室内レンジで、集弾性、連射・速射テスト

完成?再調整?