tascoTitanのブログ

最高のカスタムVSR-10を目指して

ご依頼品 VSR-10GスペックBK新品 No.019 純正ストック

2018年10月6日土曜日
ご依頼主様からオーケーをいただきました。ありがとうございます。
発送させていただきます。

ヤフオクに出品している「Gスペックフルチューニング」からお問い合わせいただきました。ありがとうございます。
お電話でのお打ち合わせで「ガチサバゲー用、レギュレーションで0.28g弾まで、電動流速仕様を超える射程距離、純正ストック、スコープ無し」をご希望です。
ベテランのゲーマーさんでご自身で電動流速を作る技術をお持ちの方です。
M4で60mの射程だそうです。ハードル高いですねーー。「頑張ります!」
作業開始が9月28日金曜日頃になります。少々お待ちください。


2018年10月6日土曜日
約300発の連射・速射テストをしました。トリガーの戻りが悪い症状は1度も出ませんでした。コッキング・トリガープル・ホップアップ調整等の各部の動作は良好です。
加工とテスト、再調整を完了いたしましたが、ご要望がございましたらご遠慮なくお申し付けください。


2018年10月5日金曜日
室内レンジのテストでトリガーの戻りが悪い症状が出ましたので、分解・レシーバーとシリンダーリリースレバーを加工・再組立て致しました。この症状は発射後にファーストシアー内側にシリンダーリリースレバーが干渉していて、ファーストシアーが戻れないために起きます。シリンダーをタイトに保持するチューニングを行った際にこの症状が出る個体があります。
分解・再組立てで各部の組立て・実射でのストレスを取り除いてやると解消する場合が多いですが、症状が頻発するときはリリースレバー・レシーバーを交換してみます。

本機は再組立て後は快調ですが、念のためレンジでの連射・速射テストをしたいと思います。


2018年10月4日木曜日
室内レンジでのテストです。相変わらず下手くそですね。トリガ―ミス無ければいい感じなのですが。0.28g弾・0.25g弾は合格かなーという感じですが、0.20g弾はばらけています。
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連射・速射のテストでまれにトリガーの戻りが悪いことがありましたので、レシーバー回りを分解・再組み付けしてみます。改善しない場合はシリンダーリリースレバー交換やレシーバーの交換をします。





2018年9月27日木曜日
ショップから受け取ってきました。
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ロットナンバー M 70063
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気密は大変良好。ノズルが少しチャンバー入り口に当たります。
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メーカー組み立て時の調整加工で出る金属の削りカス。少ない方です。
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まもなくチューニング開始です。
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2018年9月28日金曜日
分解・点検 良い感じです。現行Gスペック!
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インナーバレル加工
加工前
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加工後
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チャンバー・チャンバーブロック加工
加工前
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加工後
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マズル加工
加工前
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加工後
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ノズル加工
加工前
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加工後
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シリンダーを開けて、
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シリンダーヘッド加工
加工前
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加工後
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ピストン加工(ヘッド穴あけ・重量調整)
バリ・パーテーションラインが残っていますので削っておきます。
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0.28g弾をメインにお使いなのでこれくらいに。
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このコンビがいいんですよー
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シリンダーバリ取り お約束の「ヤスリ状のバリ」です。
加工前
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開口部内側の全周にあります。
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加工後
400~2,000番のペーパーで磨きます。綿棒で撫でて引っ掛かりが無くなればOK。
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スプリング加工
加工前
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加工後
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カーラーも平面に
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テンションアップ・シリンダー組み立て
ピストン内部にグリスを充填しています。
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ボルトハンドル部グリスアップ (オイルが差してあるだけなので)
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トリガーシステム加工
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レシーバーエンドとレシーバーの組み付け
ゆるゆるなのでアルミテープでタイトに。
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ホップアーム加工
加工前 バリがあります
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嵩上げパーツを付けます。
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チャンバー・インナー・アウター組み立て
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アウターとレシーバーの組み付け調整
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強くねじ込んであともうちょっとなので、一晩置いておきます。
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撃てる状態になりました。出力測定等の前に全体をコーティングしておきます。
現状動作は良好ですが、テストで1,000発程度撃って異常がないか確認します。
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2018年10月1日月曜日
各部動作確認・出力測定・ホップアップ・長距離弾道確認
実射テスト前に、緩みやすいので。
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出力調整3回目でこれくらいに落ち着きました。いかがでしょうか?
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野外長距離の弾道も良好です。0.33g弾も充分使えます。
ホップアップも調整幅の中間付近で最大出力が出ますのでコントロールしやすいと思います。
各部の動作は「節度ある滑らかさ」と言ったらいいでしょうか?
扱いやすいと思います。

ストックの吸音加工
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カバーが太鼓の皮のように鳴るんです。
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ストックの加工が終わりましたのでコーティングします。
酸化せず、紫外線吸収剤てんこ盛りで、硬度9H膜厚2μ、だそうです。
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コーティングしておきますと、汚れても水拭きできれいになります。
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試射のためスコープ取り付け。VSR用にいつも使っているのでポン付けで、、。
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水平が出ています。
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実銃用キャベラズ アラスカン ガイドとタスコマウントリングです。
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スコープの販売元はアメリカですが製造は日本のケンコー光学(現、ケンコー・トキナー)です。レンズフィルターの国内最大手、望遠鏡・双眼鏡など作っていますし、過去にタスコジャパンを買収していましたね。光学性能は流石です。
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純正マウントベースは実銃規格より「溝が浅い・山が低い」ですが、問題なく固定できます。
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この後は、
室内レンジ集弾性・連射速射時の動作確認

再調整か完成

今週中(10月6日土曜日)に完成のご報告ができそうです。