tascoTitanのブログ

最高のカスタムVSR-10を目指して

ご依頼品 VSR-10GスペックBK新品 No.017

ご依頼主様からオーケーをいただきました。ありがとうございます。
銃をクリーニングして発送させていただきます。

2018年9月3日月曜日
シューティングレンジでテストしました。
久しぶりに撃ったものですから纏まりがもう一つです。
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5mと15mも試してみました。
5mをスコープで撃つことは無いと思いますがピントは合います。
左にずれているのはパララックス(視差)ですね。ホップゼロなので下に当たります。私がスコープをまっすぐ覗けていないことの証明です。15mではフォーカス機能でズレが少ないです。
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10マガジン程の連射・速射でも動作に問題はありませんでした。
スコープのビンテージ・エレベーション・フォーカス・ズーム機能は正常です。
以上でテストが完了いたしました。
ご依頼主さまいかがでしょうか?


2018年9月2日日曜日
ご依頼主様とご相談の上、スコープを
「フロンティアオリジナル3-10×42サイドフォーカス ミルドット」
「モッジマウントリング10mm」に変更いただきました。
東京マルイ「ショートズームスコープ」は遠距離の射撃時に使いづらさがありました。
スコープも銃本体と同様コーティングしています。
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一度のコーティングで硬度9H以上で膜厚2μの被膜が形成されるそうです。
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チャンバーが水平な状態で、
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スコープも水平になるように載せます。
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遠距離を撃ってレティクルの垂直とホップ回転の垂直が一致しているか確認します。

2018年9月3日月曜日
完璧です。




2018年8月22日水曜日
ヤフオク出品中の「Gスペック新品フルチューニングオーダー」からご依頼をいただきました。誠にありがとうございます。

森林、市街地フィールドで0.25g弾をメインにご使用。
0.20~0.28g弾もお使いになり、出力・弾速は規制値上限近くをご希望です。

ストックは純正を消音加工。スコープは「東京マルイ ニューイルミネイテッド ショートズーム」を載せます。

2018年8月23日木曜日
ショップから受け取ってきました。
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ロットナンバーM70063
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箱出しでも気密は良好です。
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アウターとレシーバーの組み付けも良いようです。レシーバーエンドの位置が正常です。
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2018年8月28日火曜日
ストックの吸音加工です。
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レシーバーエンドの組み付け。アルミテープを貼ってガタつかないようにします。
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ボルトハンドル部のグリスアップ。
オイルが塗られているだけでしたのでグリスをたっぷり塗っておきます。
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トリガーシステムの研磨加工。
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トリガー、シアーの摩擦部分を磨きます。
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インナーバレル入り口・出口仕上げ直し。コーティング。
加工前 新品なので綺麗ですが角が立っています。
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内面は細かな凹凸があります。
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出口はテーパー加工されていますがもう少し滑らかにしたいですね。
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加工後
BB弾の待機位置前後を鏡面仕上げ。
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パッキンや弾に影響ないよう角を丸めて、
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出口のテーパー加工も滑らかに仕上げました。
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インナーバレル全体を複数回コーティングします。外装やチャンバーも同様にコーティングしています。
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チャンバー入り口加工・研磨。
加工前
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加工後
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ホップレバー加工。
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チャンバー・インナーバレル組み立て
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シリンダーを開けます。
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シリンダーヘッド研磨・テーパー加工。
加工前
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加工後
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ピストン加工。ヘッド部分は4つの穴がOリング内側に貫通しています。
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シリンダー開口部のバリ取り。「バリ」というよりヤスリ状態です。
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400~2000番のペーパーで研磨します。

スプリングの端面加工。スペーサーの当たり面も磨いておきます。
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シリンダー組み立て。スプリングテンションアップ・グリス充填。
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アウターバレルのマズル部分の加工、インナーバレル・チャンバー組み込み。
加工前
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加工後
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アウターとインナーの隙間にウレタンスポンジ。
インナー先端はシールテープでブレ防止。
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レシーバーとアウターバレルの組み付け調整とトリガー・シアー等の動作確認。
あと少し回わると正位置というところで半日くらい置いておきます。圧迫されたレシーバーリングやネジ部分が馴染んでさらに回せるようになります。
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現状ではコッキング・トリガー動作に問題は無いようですが、実射テスト中に動作不良が出る事があります。1,000発以上テストします。
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サプレッサーを取りつけ全体を再度コーティングしてからテストします。
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サプレッサーが回りやすいのでシールテープで軽く止めておきます。
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安全装置のトリガーストッパーは、ボルトハンドルを下げた時に上昇してトリガーが引ける仕組みです。チューニングでシリンダー前進位置がわずかに後退した影響で動作がシビアになっていましたので上部を研磨します。
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削りかすが飛ばないようグリスを塗り広げて磨きます。
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このトリガーストップの上部はコッキング時シリンダーに当たっています。
擦れる音が気になるときも磨いてやるととても静かになります。
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2018年8月31日金曜日
加工作業はこれでほぼ完了したようです。
動作良好、ホップアップもいい感じです。
アウターとレシーバーの組み付けも一晩おいてあとほんの少し回れば完成というところまで来ています。

2018年9月1日土曜日
アウターバレルを正位置に組み込み出来ました。
チャンバーが水平な状態で、
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マウントレールが水平です。
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出力・弾速測定と調整。ノズルにABSパイプを挿入して内径を調整しています。
5回目の調整でこのくらいに落ち着きました。使用する弾速計やBB弾によって上下しますのでこの辺が無難かと思います。また、使い込んでいただくと出力・弾速が若干上昇する事があります。
最大出力がホップ調整幅の中間付近ですので、近距離から最大飛距離までホップの調整がスムーズに行えます。
表には載せていませんが0.33g弾も充分使用可能です。
ご依頼主さま、いかがでしょうか?
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動作も良好なのでネジとリリースレバーを固定します。
弾力の残るネジロック剤ですのでメンテナンスが必要な時の作業が容易です。
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スコープ組み付け。 このスコープは近距離が得意ですね。3mを9倍で見ることができます。反面、中距離から遠距離は光学的に厳しいところがあるようです。
20~60mで使うときは5~6倍固定で使うのが良さそうです。
3~4倍や7~9倍は視野周辺の歪みやフォーカスの甘さが気になってしまいます。
アクセサリーとして捉えると、「QDリング・イルミ・調整ノブロック機能・フード・フロントフォーカス・フリップキャップ付き」と満腹てんこ盛りスコープです。
ポン付けではあさっての方を向きますので、出来るだけ調整してみます。
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スコープを載せて試射しましたが、、。
申し訳けありませんが、スコープのご選択はご再考ください。
遠距離で弾道を追うことが困難です。
ご依頼主様とご相談させていただきます。


室内レンジで集弾性と連射時の操作性の確認。

再調整か完成。