tascoTitanのブログ

最高のカスタムVSR-10を目指して

いそぎのお仕事 昔々の「Bushnell ELITE 3200 3-9×40 イルミ」カビ退治!

古い、中古やデッドストックのスコープはカビや曇りがあって当たり前なのですが、

この写真の黒い斑点やグレーの影は全部カビです。接眼レンズの内側全面カビ!

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接眼部なら分解できれば、なんとかなることもあります。温めて、溶かしてベンチバイスに固定して、やっと回りました。

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ブッシュネルのエリートシリーズは、日本製です。丁寧に作られていますよー。

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パワーダイヤルを外して、位置決めの小さいネジを外すと回せるのですが、ロック剤で微動だにしないよう固定されています。

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接眼レンズ内側のカビ発生の原因は、ここかなー? ネジ部分は丁寧にシールされていましたし、バッテリー蓋のOリングも綺麗でしたが、蓋と別々に動くイルミの調整ダイヤルが怪しいですね。グリス入れておきますか。

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内側はこんな感じで、配線やスイッチが見えています。赤いLEDが一灯。

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LEDでワイヤーレチクルを照らす仕組み。昔はみんなワイヤーだった。

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トイガン用や、安価なスコープは現在でもワイヤーレチクルだったりします。

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カビ退治は、アルコールで拭けるところは全部拭きます。外せるパーツは漬けておいてカビ菌を無くします。レンズもクリアになりました。

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除湿保管庫で一晩乾かしてから組み立てます。

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除湿中

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使えるスコープになるか?

12時間後 乾いてきましたねー。このくらいの低湿度で1日おけば、カビ菌をやっつけられるかと、、。

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このスコープは、90年代のものなのかなー?イルミついたのはいつ頃からなのか? 

 ちなみに、2010年前後のELITE 3200はこんなでした。阿寒町鶴居村のハンターさんからお譲りいただいたほとんど未使用の超美品。ありがとうございます!これも日本製。

レチクルもワイヤーではありません。レンズコーティングも進化しています。

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