ブログのコメント欄から、お問い合わせいただきました。誠にありがとうございます。
お電話でのお打ち合わせで、
2017年3月ご購入、サバイバルゲームで20回程ご使用のGスペックO.D.をフルチューニング。ストックは純正、スコープはご検討中。
ご使用弾は0.25g、0.28g。多少重たくなっても静音性を重視。
トリガープルは軽く、ストロークは「1911のように短く」。
ノーマルGスペックの実射性能は満足できるが、カスタムされたものの静音性に魅力を感じる。電動のM14に800gのスコープを載せてお使いで、「重たいのは大丈夫!」とのことなので、遠慮なく静音化させていただきます。
2019年5月22日水曜日
お電話でのお打ち合わせで、スコープはブッシュネルをご選択。
パーツ3点の黒染めもご希望いただきました。
着手は5月末頃の予定です。
2019年6月11日火曜日
発送いたしました。
2019年6月10日月曜日
発送の準備を致します。
サプレッサーは、テープを取り、コーティングいたしました。
2019年6月9日日曜日
室内レンジでテスト
連射・速射でも各部の動作は良好です。
スコープのフォーカス、ズーム、ヴィンテージ・エレベーション調整に問題ありませんが、サプレッサーのテープがどの倍率でも視野に入ってしまいます。スコープをギリギリ低く載せているためなのですが、ご依頼主さまとご相談させて頂きます。
ショップのベテラン店員さん(サバゲー歴20年)に、触って頂きました。
あまりに静かなので、「弾速出てるんですか?」と聞かれました。重さも「M4より扱いやすい」そうです。しばらく空撃ちして、ニヤニヤされてました。「だんだん目が肥えてくる」とうれしいご感想を頂戴しました。
以上で、チューニングとテストを一通り終了いたしました。
ご要望がございましたら、何なりとお申し付けください。
2019年5月30日木曜日
到着いたしました。
エアロスが多めです。
がたつき有り。ネジの緩みですね。
空撃ちで、バネ鳴りの振動がアウターバレル先端まで伝わってきます。
前後レシーバーリングは汚れがたまる部分です。
シリンダー開口部 バリは少ないようです。
現行品は、数ヶ月使っただけで、ひどいことになります。
ボルトハンドル部 ここもまだまだ綺麗です。
ネジが緩んだ状態で使い続けると、偏磨耗してガタが出てきます。
チャンバー内は、ご自身で手を加えられています。
2019年5月31日金曜日
マガジンの表面加工
ストックの制振・消音
日東電工の制振材とウレタンスポンジ等を使います。
2019年6月2日日曜日
ストック、重い!
リリースボタン加工
トリガーガードのパーテーションライン消し
2019年6月3日月曜日
マズル加工
インナーバレル加工
チャンバー・チャンバーブロック加工
2019年6月4日火曜日
消耗パーツ交換 パッキン・前後レシーバーリング・ピストンOリング
ホップアーム嵩上げパーツ
チャンバー組み立て
インナーバレル制振加工 制振材を貼り付けてアルミテープで保護
アウターバレルへ組み込み
アウターバレルとレシーバーの組み付け調整
アウターバレル後端を削り、あと少しで正位置という状態で一晩置きます。
レシーバーリングがアウターバレルに圧迫されて、もう少しねじ込めるようになります。
2019年6月5日水曜日
トリガーシステム加工
加工前
加工後
パーツ3点黒染め
ベルトサンダー、400番ペーパーで研磨
800番、2,000番のペーパー・フィルムで研磨。4,000番研磨剤で仕上げ。
黒染め
太陽光の下で見るとこんな感じです。
研磨に6時間、染め3時間。
研磨を短時間で綺麗に出来るようになるといいのですが。
2019年6月6日木曜日
シリンダー分解
シリンダー開口部のバリ
ペーパー、フィルムで研磨
ピストン加工(はんだ、制振材、自己融着テープ、収縮チューブ)
ギリギリのクリアランス。
2019年6月7日金曜日
ノズル加工
加工前
加工後
シリンダーヘッド加工
加工前
加工後
スプリングとスペーサーの端面加工
加工前
加工後
シリンダー組み立て
取り扱いにご注意をお願いいたします!
ボルトエンドのネジは、ネジロック剤を使って留めてありますが、シリンダーエンドのネジ穴にダメージがあるようですので、時々、緩みをチェックしていただいて、増し締めして下さい。緩んだ状態で使い続けますと、ネジ穴が拡がるかもしれません。
チャンバーとマウントベースの水平出し
撃てる状態になりました
気密は完璧になっています。
各部の動作は良好です。
出力測定
2019年6月8日土曜日
静音性について
いい感じです! 発射音に雑味が少なく、心地よいですね―。
制振材は、長期間静かさを保ってくれるのではないかと考えています。
使用に伴って、遊びが出たり、剛性が低下したりで振動・音の発生は増えますが、制振材がある程度までは吸収してくれるのではないでしょうか。
スコープ載せ
ストックのコーティング 汚れが付きにくくなり、紫外線も吸収してくれます。
アッパーには米国製実銃用の防錆潤滑剤を使っています。
2019年6月9日日曜日
長距離弾道、ホップアップ確認
良好です。ホップアップも、0.20g~0.33g弾まで自在に調整可能です。
室内レンジで集弾性、連射・速射テスト
完成?再調整?