tascoTitanのブログ

最高のカスタムVSR-10を目指して

NOVRITSCH SSG10 A2の輸入状況 その13 到着!

2021年2月26日金曜日 到着! ハードケースに破損がありますが、銃に異常無し。2丁ともコッキングが滑らかになっている気がします。シリンダーの仕上げが良くなったのかな? 

                                

2021年2月24日水曜日   パッケージは東京を出発しました。待ちに待った「DEPARTURE!」という事で、こちらをどうぞ。排莢式ボルトアクションライフルが登場しますよ。

www.youtube.com

                                   

2021年2月22日月曜日 UPSジャパンのご担当者様からお電話いただきました。BB弾の直径について「もうこれ以上は無理です!」と東京税関担当官に言っていただいたそうです。「(輸入)申告してよろしい」そうです。

昨年の11月に到着して3か月掛かって、やっと申告です! 通る?

                                      

2021年2月19日金曜日  「BB弾の直径を書面で説明して欲しい」という問い合わせの返事が届きました。

Emma (Novritsch)

Feb 19, 2021, 10:13 GMT+1

Hello *****,

Thank you for contacting our customer support team.
I'm sorry to inform you that we are only able to provide the attached document for customs.
We ship many guns to Japan and another document was never necessary.

If there is anything else you would like to know do not hesitate to contact us again!

Kind regards,
Emma

https://novritsch.com

Attachment(s)
***インヴォイス

***性能証明書 」

 

もっともなことですよねー。インボイスと性能証明書があれば通関できますよね。普通は、、。なので、UPSジャパンのご担当者様に東京税関の担当官の見解をもらえるか、頼んでみました。

UPSジャパン **様

 0.32gBB弾の直径について、販売元に書面で説明して欲しい旨連絡しました。

「BB弾の直径について説明を求められたことがない」という事でしょうね。

「BB弾=6mm」に決まっていますからね。

  先日(2月18日)、「0.40gBB弾」は何の問い合わせも無く通関して届いています。

販売元もブランドも同じです。

0.40g:https://eu.novritsch.com/product/0-40g-x-555pcs-sniper-biobbs/

0.32g:https://eu.novritsch.com/product/0-32g-x-2500pcs-bio-bbs/

 東京税関の担当官の見解を伺いたいのですが、

①上記の0.40gBB弾は通関させて、0.32gBB弾を通関させないのは何故なのか?

「0.40gBB弾:申告日2021/02/17  申告番号:103 25** 2**」

②販売元では「日本に数多くのガンを出荷しているが、インヴォイスと性能証明書以外の説明を求められたことがない。」と言っています。このパッケージも必要な書類は揃ているはずですが、「通関させられない理由」を明示してください。」

東京税関の担当官は返事をするでしょうか?

                                    

2021年2月18日木曜日  0.40gのBB弾が届きました。何の問い合わせも無し。では、、、少し値下がりしたSSG10A2を1丁だけ輸入してみましょう。どうなるかな?

                                                                                                                                 

2021年2月17日水曜日 UPSジャパンのご担当者様からお電話いただきました。「倉庫の者に計らせましたら5mmと言っているんです。」

ノギスかマイクロメーターでもないとそうなりますよね。5.95mm~5.97mmくらいでしょうから、、。それで、販売元に相談することにしました。通じるかな?

Hello,

Since there is no diameter indication on the package of BB bullets imported with SSG10, Tokyo Customs says that it is necessary to confirm that the diameter of BB bullets is 6 mm.
It is said that UPS Japan does not have an accurate measurement method.

Could you please explain in writing that the diameter of a 0.32g BB bullet is 6mm?
I would like to submit the received document to Tokyo Customs.

Best regards

*****

 

UPSジャパンには、たくさんのエアソフトガンが溜まっているそうです。NOVRITSCHが多いとか、、。 BB弾のパッケージに直径の表示は大事ですよね。直径が違っていたら、規制値のジュールが変わりますからね。6mmでは0.989j、8mmでは1.649jなど。

 

試しに、BB弾だけを輸入してみたのですが、どうなるでしょう?

「このBB弾はどの銃に使う予定なのか?」

「いえいえ、鼻に詰めて飛ばしますんで。 フーンッ!」

「0.01jなので許可します。」

                                

2021年2月5日金曜日  UPSジャパンのご担当者様からメールがありました。いつもありがとうございます!

「**様

ご連絡遅れまして申し訳ございません。

0.32GM何MMかの確認依頼が来ておりますので内点して測ってみます。

今週中の許可にできなくて申し訳ございません。

UPS JAPAN **」

東京税関のご担当官様から「0.32gBB弾は直径何ミリなのか確認せよ!」とのお達しなのです。 ピタゴラスの定理を使いたいのだな?

たしかにBB弾のパッケージには重量と弾数の表示しかなく、「5.59mm±0.01」の見慣れた直径の表記はありません。

UPSさんで開封して計測してくれるそうです。 お手数をお掛けします。

「ジュールの計算くらい知ってんだよ! 0.32gで計算したら1.33jになるからだめじゃん!」 

「ちーげーよ!弾速間違ってんじゃん。もっと遅くなんだよ!」

「6mmじゃなかったらどーすんだよ? 証拠は? 袋に書いてないじゃん!直径違ったらピタゴラスの定理で計算し直しだからな!」 

みたいな、、。6mmじゃないと撃てないし、、。

                                                                                                                         

2021年1月22日金曜日   UPSジャパンのご担当者様からお電話とメールがありました。

「**様

下記税関からの返事になります。

『300FEET =91.44M/S

0.2÷1000X91.44X91.44÷2=0.83ジュール

0.32÷1000X91.44X91.44÷2=1.33ジュール

0.32GM6MMで計算すると1.33ジュールとなってしまいます。

6MMでない場合は、ピタゴラスの定理内閣府内で定めるジュールを算出し確認お願いいたします。

*ちなみにこの銃に0.32GMを使用するのですか?』

 以上となります。

UPS JAPAN **」

 

さてとー、、。 

UPS JAPAN **様

税関ご担当官からのお返事の中で、計算式はその通りですが、

0.20gBB弾を使った時と、0.32gBB弾を使った時の弾速が同じ(91.44m/s)になっている点に誤解があるかと思います。

現在、私の手元にSSG10がないため、東京マルイのVSR-10(SSG10のコピー元となっているエアソフトガンです) で計測しますと。

0.32gBB弾使用時の弾速は

73.2m/s=0.86j

72.4m/s=0.84j

72.4m/s=0.84j

72.3m/s=0.84j

72.0m/s=0.83j

となります。

おなじVSR-10で0.20gBB弾使用時の弾速は、

92.6m/s=0.85j

93.0m/s=0.86j

92.1m/s=0.85j

92.3m/s=0.85j

92.1m/s=0.85j

となります。(2021年1月22日金曜日 室温21.7℃  湿度38% 弾速計ACETEC AC5000  使用BB弾0.32gはNOVRITSCH BIO BBs、 0.20g弾は東京マルイPERFECT HIT ベアリングバイオBB)

 SSG10や東京マルイVSR-10などの、シリンダー、ピストンとバネを使ったエアーコッキング方式のエアソフトガンは、

BB弾を撃ち出す出力(エアーの量、圧縮率、インナーバレル内径と全長)が1個体に置いて一定であるため。

上記のようにジュール値算出の際の「弾速」が0.32gBB弾では0.20gBB弾使用時より大きく低下します。

BB弾の重量増で低下した弾速を用いて算出したジュール値は、0.20gBB弾使用時と比べて大きく変動しない結果になります。

 あくまで個人レベルでの測定ですので、正確さにかけるところはあると思いますが、0.20gBB弾使用時と0.32gBB弾使用時の弾速とジュール値はこのようになります。

なお、同梱の0.32gBB弾は、東京マルイのVSR-10で使用したいと考えています。

国内でこの重量のBB弾の流通が少なく高価であるため、SSG10本体と一緒ですと送料が発生しないため取り寄せた次第です。

 よろしくお願い申し上げます。」

 

さてどうなりますか?

 

                                  

2021年1月20日水曜日 UPSジャパンのご担当者様から電話がありました。

税関の担当官曰く、「性能証明書は0.20gBB弾を使っている。同梱されている0.32gBB弾を使うと違う結果になるのではないか?」。

どう説明しましょうね?

 

「お世話になっています。

「性能証明書は0.20gBB弾を使用して弾速の測定がされている。同梱の0.32gBB弾を使用すると異なる結果になるのではないか?」

とのお問い合わせですが、

  1. 重量の大きいBB弾を使用すると、「重さに応じて弾速が落ちます」。
  2. 6mmBB弾を使用する場合の「規制値0.98j未満」の計算は、弾速とBB弾の重量に比例します。

ですので、0.20gBB弾使用時に規制値を下回る出力(ジュール値)のエアソフトガンの場合、0.32gBB弾を使用しても「弾速が低下するため」計算結果の出力(ジュール値)では「規制値0.98j未満」を超えることはありません。

ただ、BB弾には直径の誤差があるうえ、重量により材質も変わり表面の摩擦係数も異なるため、0.20gBB弾使用時と全く同じ出力(ジュール値)にはなりません。

そのため、メーカーでは0.20gBB弾でテストした時に「規制値に対して十分な余裕を持った出力」に抑えておくことで、重量の違うBB弾が使われても「銃刀法の出力規制」を超えないようにしています。

SSG10に同梱の「0.32gBB弾」を使用した場合、「性能証明書記載の弾速は大きく下がり」、「出力(ジュール値)はほぼ同じ」となるはずです。

国内メーカーでも、0.20gBB弾での出力測定結果をもって業界団体の型番認定を得て販売することが慣例となっていますが、最大手の東京マルイさんでもBB弾は0.12g、0.20g、0.25g、0.28gをエアソフトガンとともに販売しています。

エアソフトガンとBB弾を輸入する場合、BB弾の種類ごとの性能証明書が必要」で

エアソフトガンのみの輸入の場合は0.20gBB弾での性能証明書でよろしい」というのが、東京税関の担当官様のご見解でしたら、販売元と相談させていただきます。

よろしくお願い申し上げます。」

 

これで、どうよ?  あくまでお役所用の説明です。シリンダー内の圧縮率とかチャンバーパッキンの抜弾抵抗とピストン重量の関係などは、無視しています。

泥沼だなー、、。東京税関担当官殿の持ち球は、あといくつあるのかな?

                                                                                                                  

2021年1月8日金曜日  通じたようです。新たに性能証明書を発行してくれました。

Claudia (Novritsch)

Jan 8, 2021, 14:45 GMT+1

Hello,

I created a new document for you now.
Please find it attached.

I hope you will receive your order very soon.

Have a nice day!

Kind regards,
Claudia

https://novritsch.com

Attachment(s)
img20210108_14450972.pdf

証明書が10月25日、オーダーが10月30日、出荷が11月3日。

UPSジャパンへ転送しました。 さて、どうなりますか?

                                                                                                                          

2021年1月6日水曜日

UPSジャパンのご担当者様から、困り果てたご様子でお電話がありました。東京税関の今回の担当官はエアソフトガンの通例が「全く通用しない相手なんですよー、、」

「サインまで同じだから認められ無い!もう一方の証明書の流用だろ」の一点張りだそうです。

「サインだけでも異なっている性能証明書を発行してもらえないでしょうか、、、」とのことなので、NOVRITSCHへ連絡してみますが、、泥沼だなー。輸入を諦めさせようとしているのでしょうねー。

I contacted UPS Japan.
There was only one performance certificate for each of the two SSG10A2s.
UPS Japan copied and submitted the performance certificate.
A Tokyo Customs official said, "It is not allowed because the certificate has exactly the same contents."

UPS Japan is asking you to issue a certificate with a different description.

これで通じるかな?

                                  

2020年12月28日月曜日

UPSジャパンのご担当者様と直接やりとり(電話・メール)できるようになり、「2丁の内の片方に性能証明書が添付されていなかった」ことが分かりました。NOVRITSCHからPDFで送られたものを出力してもらい、税関に提示してもらったところ、、、。

片方に添付されていた証明書と全く同じ数値なので、もう一方の証明書とは認められない!」と言われたそうです。????最初から添付されていた証明書もその個体をテストしたものでは無いのですが、、、日付も4月で、シリアルナンバーも無し。

「いえいえ、お上の御用で関所をお取り締まりなさっているお役人様に楯突こうなんて気はこれっほちもありゃしませんが、、、どうもこの件ばかりはなんとも合点がいかないんでございますよー。どうか今一度ご詮議いただくわけには参りませんでしょうか?」

エアーソフトガンに「1丁づつの個別の性能証明書は存在しない」ことを再度税関に説明していただくことになりました。

いろんなことがあるもんだー。「入り鉄砲  出女」?  出女は自由だけど、入りエアソフトガンは厳しい。ウィキペディアによると、、

鉄砲を関所の内側(江戸方面)に入れる際には、鉄炮手形を関所に提出させ、次に関所に備え付けられた「判鑑」にて、手形に記された老中の印鑑が真正であるかを確認し、更に鉄砲の所有者・挺数・玉目・出発地と目的地が手形の記載通りであるかを確かめた後に初めて通過を許した。」

インヴォイスと性能証明書=鉄炮手形?  そういえば、こないだA1が2丁廃棄処分になったとき「鉄炮手形によると出発地がウィーンとあるが作られたのはチャイナとなっておる(本当は台湾)これを説明せよ!」???これには手練れのユーピーエスの方々も面食らったそうで、、、。NOVRITSCHに連絡とるも回答などあるはずもなく、異例の保留期間延長に次ぐ延長でしたが敢え無く廃棄ゴミ。

                                   

2020年12月15日火曜日 

11月2日にオーストリアから出荷された「SSG10A2 2丁」が、送り状の「受取人住所・電話番号不備」のためUPSジャパンは通関申請できなかったそうです。UPSジャパンでは受取人へ連絡する方法がなく、NOVRITSHIへ問い合わせ、返答が届いたが電話番号がやはり不備だったため、再度問い合わせしていたそうです。

いろんなことがありますねー。

無事に届きましたら、ブログに掲載いたします。

上がA1,下がA2です。

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